高度専門職ポイントに加算10点!?経営革新計画認定をしなきゃ損!

「優秀な外国人社員に、少しでも早く永住権を取らせてあげたい」 「でも、あと数ポイント足りなくて『高度専門職』の要件に届かない……」

そんな悩みをお持ちの経営者・人事担当者の皆様、「経営革新計画」の認定はお済みでしょうか?

実は、会社がこの認定を受けるだけで、そこで働く外国人社員の高度専門職ポイントが一気に「10点」加算されるのです。2026年、永住審査が厳格化する中で、この10点の重みはかつてないほど増しています。

今回は、会社にとっても社員にとっても「おいしい」この制度について解説します。

目次

1. 「経営革新計画」でポイントが加算される仕組み

高度専門職ビザには、学歴や職歴、年収などに応じたポイント制がありますが、実は「所属する企業」の状況によってボーナスポイントが加算されます。

中小企業かつ「特定認定」で+10点

中小企業の皆様が「経営革新計画」の承認を受けると、その企業で働く外国人社員には10点の特別加算が与えられます

10点と聞くと小さく感じるかもしれませんが、年収を100万円アップさせても10点届かないケースは多々あります。会社が認定を受けるだけで、全対象社員のポイントが底上げされるため、非常に効率的な「福利厚生」とも言えるのです。

2. 社員だけじゃない!会社側が受ける「認定のメリット」

「社員のためだけに手間をかけるのは……」と思われるかもしれません。しかし、経営革新計画はもともと「企業の成長」を支援するための制度です。認定を受けると、会社側にも以下のような多大なメリットがあります。

  • 低利融資や保証枠の拡大: 日本政策金融公庫などによる低利融資の対象となります。
  • 補助金の採択率アップ: 「ものづくり補助金」などの審査で加点対象となり、資金調達が有利になります。
  • 対外的な信頼の向上: 都道府県知事から「成長意欲のある企業」として認められるため、取引先や金融機関へのアピール材料になります。

3. なぜ2026年の今、この「10点」が重要なのか?

2026年現在、これからはマイナンバーを活用した情報連携により、永住審査における税金・社会保険のチェックは非常に厳しくなっています。

最短1年での永住申請を現実にする

高度専門職ポイントが80点以上あれば、最短1年で永住申請が可能になります。
「あと数点足りないために、3年待たなければならない」という社員にとって、会社の経営革新計画による10点加算は、日本定着への「特急券」になります。

優秀な人材が「この会社にいれば早く永住権が取れる」と感じれば、離職防止(リテンション)にも直結します。

4. 認定を受けるための3つのステップ

  1. 「新事業」の計画を立てる: 新商品の開発や新しいサービスの提供など、3〜5年のビジネスプランを策定します。
  2. 付加価値額の向上: 計画期間中に「付加価値額」や「給与支給総額」を一定以上伸ばす目標を設定します。
  3. 都道府県へ申請: 行政書士等の専門家と協力し、書類を作成して窓口へ提出します。

まとめ:攻めの経営と守りの採用を同時に実現

「経営革新計画」の認定は、会社が公的な支援を受けながら成長し、同時に優秀な外国人社員を強力にバックアップできる、まさに「一石二鳥」の戦略です。

「自社でも認定が取れるのか?」「社員のポイントが今何点なのか計算してほしい」という方は、ぜひシキサイ行政書士事務所へご相談ください。経営とビザの両面から、貴社の発展をサポートいたします。

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この記事を書いた人

本間 隆裕のアバター 本間 隆裕 行政書士

シキサイ行政書士事務所 代表。
外国人の在留資格(VISA)申請を専門に、就労ビザ、特定技能ビザ、興行ビザ、永住許可申請などのサポートを行っています。

行政書士事務所・行政書士法人にて計7年間勤務し、700件以上の在留資格関連案件に携わってきました。
企業と外国人双方の立場を理解したうえで、制度だけに頼らない、実情に即したサポートを心がけています。

外国人が日本で安心して働き、生活できる環境づくりに貢献することを大切にしています。

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